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オーディションの心得4 / オーディション本番、その日心掛ける事は?

プロを目指す方へ
オーディションの心得4 / オーディション本番、その日心掛ける事は?

プロ歌手オーディションマニュアル4 / オーディション本番、その日心掛ける事は?

守っておけばバッチリ!5つのポイント

オーディション前日から当日まで、守っておけばバッチリなポイントを5つにまとめました。

(1)規則正しい生活を心掛けましょう。また、食事の時間や内容にも気を配って。面接では、必ず歌唱審査があるはずです。良い歌声を届けようと思うのであれば、睡眠時間や起床時間、そして食事にも手を抜かないにしましょう。

(2)会場に30分前には到着できる余裕を持って、家を出ましょう。
余裕を持って出たつもりなのに、突然電車が止まってしまったり、迷子になってしまったりと、当日予期せぬ事態に巻き込まれる可能性があります。時間に余裕を持って家を出ていれば、そんな場面に遭遇しても余裕を持って対応する事ができます。そのために、30分以上前には会場に着く余裕を持って家を出るのがベストです。いかなる理由があろうとも、遅刻はマイナスの印象しか生み出しません。また、あまりにも早く着いてしまうのも、主催者側への迷惑になります。早く着いたら、近くのカフェなどで集合時間になるまで過ごしましょう。

(3)気持ちの良い挨拶と笑顔は、最高の武器。
笑顔で元気一杯な挨拶をされて、嫌な気持ちを抱く人は絶対に存在しません。また、芸能界は華やかに見えますが、礼儀や気配りに関して非常に厳しい一面を持っています。ですから、気持ち良い挨拶ができるかどうかは、容姿や歌唱力以上にしっかりと見られています。恥ずかしがらず、元気良く挨拶をするようにしましょう。また、普段挨拶をしていない人は、その場だけ元気の良い気持ちのこもった挨拶を誰にでもする習慣を身につければ、鬼に金棒です。

(4)待ち時間を使って、ウォーミングアップ。
会場によりますが、体を動かして問題のない控え室であれば、周りに迷惑にならない程度に体を動かした方が良いでしょう。本書の中でお勧めのレッスンは“ゆらゆらボーカル”です。ただし、ここで声を出して歌うと周りの迷惑になってしまいますので、音を出さないように(空気を回す感覚で)“ストロー de エコブレス”をするのがお勧め。しかし、控え室でストローをくわえながら、ゆらゆらするのは恥ずかしいと思う人もいると思います。そんな時は、ストローがあるつもりでエコブレスをしてみましょう。普段からこのトレーニングをしていれば、ストローがなくても感覚的にわかると思います。“ゆらゆらボーカル”と“ストロー de エコブレス”で体をリラックスさせ、声帯のストレッチも同時に行いましょう。

(5)緊張しても大丈夫。それが可愛く見える瞬間もあります。
家でたくさん練習をしていたはずなのに、オーディション本番になったら、緊張でうまくできなくなってしまう事もあるかと思います。でも、それでいいのです。あまりにも場慣れしている方が不自然なんだと思って構いません。場慣れしているという事は、何度も何度もオーディションを受けているという事。何度も何度もオーディションを受けているという事は、その分だけ落ちているという事。隣にいる人が場慣れしていても慌てる必要はないのです。素直な自分らしさを精一杯表現できれば、それで十分。合格する事よりも、その一瞬を大切に頑張る事が大事です。

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